40代を迎えてから、ふと「もし今、自分に何かあったらどうしよう」と考えることが増えました。両親もまだ元気ですが、頼れる距離にいるわけではありません。独身でひとり暮らし、誰かが代わりに動いてくれるわけでもない。そんな現実をやんわりと受け止めながら、私なりのもしもの備えを少しずつ始めることにしました。
なぜ「もしもの備え」を始めようと思ったか
きっかけは、推しのライブの帰り道に体調を崩したこと。幸い大事には至りませんでしたが、「あのとき倒れていたら、誰が私の家族に連絡してくれただろう」と考えてしまったんです。
大げさかもしれないけれど、ひとりで生きていくなら、ひとり分の準備が必要。それが私の実感でした。
がんばらず、できる範囲で、続けられる仕組みを作る。これが私の「備え」の合言葉になりました。
私が始めた3つの備え
結論からいうと、私は次の3つを少しずつ整え始めました。
- 防災グッズの見直し
- 緊急連絡先リストの作成
- 医療情報のまとめ
どれも「いつかやろう」と思ったまま放置していたものばかり。でも、ひとつずつ手をつけてみたら、思ったよりも気持ちが軽くなりました。
防災グッズの見直し
クローゼットの奥にしまったままだった防災リュック。中身を確認したら、賞味期限切れの食料品と、もう使わないだろう懐中電灯が出てきました。「最低限これだけあれば」というリストを作って、ひとり暮らしの私に必要なものを選び直しました。
緊急連絡先リストの作成
意外と整理されていなかったのが、緊急時に連絡してほしい人の情報。家族・職場・友人・かかりつけ医を1枚の紙にまとめて、冷蔵庫に貼っています。
医療情報のまとめ
持病、アレルギー、服用中の薬。これらを書いた小さなカードを財布に入れておくと、万が一の時に救急隊員が見てくれるそうです。
続けるためのコツ
備えって、一度やったら終わりではないんですよね。家族構成や住まいが変われば、必要なものも変わる。だから私は「1年に1度、自分の誕生月に見直す」と決めました。
誕生日なら忘れにくいし、「今年もちゃんとひとりで頑張ってるね」とご褒美を兼ねて、推しのDVDを観ながら見直しタイムにしています。
「もしもの備え」って、ネガティブな話に聞こえがちだけど、私にとっては*「今を安心して楽しむための準備」*でした。同じようにひとりで暮らしている誰かの、小さなヒントになれば嬉しいです。

